誰でも発症する可能性があるカンジダ

2019年08月23日
危険なウィルス

カンジダと聞くと、多くの人が性病であるとイメージします。
確かに性病でもあるのですが、実は性行為をしなくても起こる病気で、発症する可能性は誰にでもあります。

カンジダの原因は、カンジダ菌という真菌の一種です。
この菌は特別な菌ではなく、健康な人の粘膜や皮膚の上に存在する常在菌です。
常在菌なので存在する分には問題がないのですが、疲れや服用している薬などによってホルモンバランスが変化すると膣内で増殖してしまい、カンジダを発症します。

カンジダの症状は性器のかゆみと、おりものの変化です。
おりものがヨーグルトのように白くなるのが特徴で、炎症が強くなると痛みが出ることもあります。
これらの症状はとても不快なものですが、恥ずかしいからとそのままにしてしまう人がいます。
女性の5人に1人が発症している病気で、とても身近なものです。

性病が原因であると言うイメージが強く、パートナーの男性に相談できないまま性行為をしてしまい、相手に感染させてしまうこともあります。
男性が感染すると性器に変化があらわれるのですぐに分かります。

ただ、カンジダは薬によって治すことができる病気です。
抗真菌作用のある薬を決められた期間飲んだり、膣に入れる薬やクリームを塗ることで治すことができます。
病院に行くと検査をしてカンジダであることが分かると、クロトリマゾールやケトコナゾールといった成分が配合された薬が処方されます。

これらの薬を3日ほど使うと、症状は改善し気にならなくなります。
けれども、症状がなくなったからと言って薬を勝手に中止することはよくありません。
カンジダは元々人間の体にいる菌なのできちんと殺菌するのには時間が必要です。
指示通りに治療薬は使い続けて、完治するようにしましょう。
途中でやめてしまい、カンジダが再発してしまうというのは決して珍しいことではなく、この期間にパートナーの男性にうつして、それを自分がもらってしまうこともあります。

薬剤師のいるドラッグストアで手に入るエンペシド

クロトリマゾールやケトコナゾールといったカンジダの治療薬は、婦人科などの病院へ行き、薬を処方してもらうことで手に入れることができる処方薬です。
処方薬はドラッグストアや薬局では販売していないのが特徴です。

カンジダにかかるたびに、婦人科を受診するというのはとても抵抗を感じる人が多いでしょう。
ただでさえ繰り返しやすい病気なので、手軽に治したいを感じる人が多いのも分かります。
初めてカンジダになった場合は、自分がその症状であるかという判断が出来ませんが、2度目以降であれば特徴的な症状からすぐに自分で分かります。

そのような女性のために、カンジダの治療薬としてエンペシドが販売されています。
エンペシドは、薬剤師のいる薬局やドラッグストアで購入できる薬です。
自分で症状が分かる2度目以降の女性におすすめで、膣の中に入れることで効果を発揮します。
医師も処方するクロトリマゾールという成分が含まれていて、その効果は非常に高いです。

エンペシドの使い方は、1日に1回錠剤を膣の中に挿入するだけです。
水分にふれることで発泡する性質がある薬で、膣全体に成分を広げることができます。
無着色なのでデリケートな部位にも使いやすく、油性の成分は使っていないので夏などの暑い時期も溶けることがありません。
途中で症状が改善しても、6日間は使い続けるようにします。

ドラッグストアで購入できることで、病院に行かずにカンジダを治せるメリットがあります。
かゆみなどのつらい症状も緩和でき、女性にとって頼りになる薬です。
薬剤師がいるドラッグストアでなければ取り扱いができないので、分からない場合はスタッフに聞いてみましょう。
お店によっては薬剤師がいる時間が限られていることもあります。