薬は罹ってしまった病気を治療するもの

2019年11月12日

薬は私たちの生活において欠かせない存在となってきています。
体調が悪くなった時には欠かせないものとなっているため、家に多くの薬を置いているという方も多いのではないでしょうか。
ドラッグストアなどで購入できる市販薬はもちろん身近な健康管理アイテムとして重要なものですが、病院でもらう薬もあります。
きちんと管理をして使っていくことで、病気を治したり症状をおさえたりすることが出来るものです。

基本的に薬はすでにかかってしまった病気を治療するものとして使われます。
再発を防ぐためなど予防のために使うものも中にはありますが、基本的には治療を中心として利用することになるでしょう。
薬を使う際には症状をよく見て、どの薬が必要なのかという事を判断していかなくてはなりません。
これまで経験したことがないような症状の場合は自分で判断することが難しいですから、病院で診察を受けて処方されたものを使うようにしたり、薬局で相談したりという形で適切なものを使っていくようにしましょう。
良くわからない状態で自己判断で使ってしまう事によって、本来必要な治療が遅れてしまったり、逆に体に悪影響を及ぼすという事もあるためです。
何らかの病気を抱えている時には免疫力も失われることも多いですし、細菌などにも感染しやすくなります。
安易に自己判断をしないで、判断が難しければ病院を受診するようにしていきましょう。

予防薬としての使い方は、医師に指示された場合以外は避けるようにしましょう。
特に医師から処方された薬は市販薬と比べると効果が強いものが多いです。
細菌の影響を受けやすくなったり副作用などの心配も生じてきたりしますから、リスクを避けるためにも医師の指示に従いましょう。
処方薬で残ったものはその都度処分するように心がけたいものです。
病気の予防については薬に頼ってしまうのではなく日ごろの生活習慣の見直しなどで対応していくのが良いです。

ワクチンは病気の症状が酷くならないための予防薬

薬が病気にかかった後の治療に使うものだとすると、予防薬としての役割を果たすのはワクチンということになります。
一緒にとらえがちな薬とワクチンですが、こうした違いがあるのです。

子供の時にポリオをはじめとしたワクチン接種の経験があるという方がほとんどでしょう。
少し前に、ポリオの追加摂取などについて話題になったこともあるので、その時に自分の接種履歴を確認したことがある方も多いのではないでしょうか。
かかると深刻な状態になってしまうような病気について、あらかじめその原因となるものを毒性を弱めて摂取することで、体の中で免疫を作っていくのです。
前もって免疫を作っておくということが薬との働きの違いとなります。

人間は歴史の中で多くの病気と闘ってきました。
特に世界的に致死率が高く大きな問題となっていたのが天然痘です。
海外でももちろんですが、日本でも歴史的な文献などに時折この天然痘についての記述がみられます。
それだけ多くの方がなくなり、深刻な病気だったのです。

こうした感染症はかかってしまうと治療方法がないということが大きな問題で、非常に致死率が高いものでした。
その画期的な対策として、ワクチンが出来て予防をすることが出来、命を救われる方が多くなりました。
ナポレオンの時代、ナポレオンは全軍にこのワクチンを使った予防を命じたということが言われています。

現在でも多くの感染症などについてワクチンが開発され、摂取されるようになっています。
もし病気にかかったとしても免疫があることで軽くて済むということが大きな効果です。
しかし、完全にかからないというわけではありません。
病気の流行時にはその地域に行かないなどの対策も必要でしょう。