先進国、途上国と問わず性病は増加している

2019年12月18日

今世界的に性病は増加していると言われています。
昔は衛生面において発展途上国の方が問題があったため、性病が発生しやすいという傾向がありました。
もちろんそれはいまでも海外の中で、どちらかというと発展途上国の方が多いのは事実でしょう。
しかし、最近では地域によっては治安が悪かったり、またソープやヘルスといった風俗の文化が進んでいる事で、性病が多く発生しているところが出てきたという事もありますので注意が必要です。

風営法は国によって異なりますが、日本には風俗があります。
ソープやヘルスなど、衛生面で気を付けているとはいえ、その管理体制はお店によってもかなり違いがあります。
安いという理由で利用したがゆえに衛生管理が徹底しておらず、感染してしまう事もあります。
逆にいくら気を付けていたとしても色々な方法で感染してしまうこともあり、ただ性行為をしたというだけではなく手から感染したりということもありますので要注意です。

文化の違いで海外ではこういった風俗が認められていない国もあります。
しかし、風俗が無いとしても治安が悪かったり衛生管理がきちんとしていないようなところですと、どうしても性病は発生率が高まります。
女性の中には性病になっているという自覚症状が無く妊娠し、分娩の際に産道を介して赤ちゃんに感染してしまうというリスクもありますので要注意です。
赤ちゃんに感染する事で新生児肺炎や結膜炎になる場合も出てきます。

また、若い女性ですと性病かも知れないと思っていても婦人科を受診することが恥ずかしかったりして受診せずにいて、他の人にまで性病を広げてしまうといったこともあります。
恥ずかしがらずに異変を感じたら婦人科を受診するということは大事な事です。

もちろんそれは女性に限ったことではなく、男性も性病に感染しますので、パートナーがいる場合には二人で感染している可能性もありますし、一緒に治すことも重要なポイントです。

性病対策予算を大幅に引き上げたニューヨーク市

日本でも性行為をする年齢が若くなってきているという傾向がありますが、それは海外でも共通していて、特に文化の違いなどもありますが、アメリカのニューヨークなどでは性感染症が増えているという事があり、予算を1550万ドル(約17億5千万円)から2550万ドル(約29億円)へと大幅に引き上げていたことが明らかになっています。
ニューヨーク市では梅毒や淋病、クラミジアなどの性交渉により感染する疾患の報告数が激増していて、この傾向は全米でも広がっていると言われています。
アメリカだけではなく、もちろん世界的に見ても特定の地域で性病の感染が多いところがありますので、対策が必要となっていくでしょう。

海外に行く機会がある方は、性行為をするときも蝋燭病(鼠径肉芽腫)などに注意が必要です。
鼠径肉芽腫は細菌による性病の一種です。
潜伏期は8~80日で、陰茎や陰嚢、大腿部や陰唇、そして膣や会陰部の皮膚や粘膜に丘疹ができてただれ、肉芽腫となります。
ただれがゆっくりと広がって会陰部全体が潰瘍になることもありますし、ひどいケースですと陰茎が崩れたりします。
このことをローソクのようにどろどろ溶けてしまうという意味で、蝋燭病と言われたりします。
日本ではほとんど聞いたことのないような細菌による性病は、本当に怖いものですし安易に性行為をするようなことは避けるようにしましょう。

日本でも性感染症の患者数はどんどん増えている傾向があります。
その原因は社会的な時代背景も関係していたり、風俗が増えている事も影響しています。
性病になって違和感を感じても受診と治療が遅れると他の人への感染も広がってしまう事になりますので、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。